糖尿病の3大要因とは
“糖尿病の3大要因”と言われているものがあります。
「糖尿病の自己チェック」や「糖尿病の危険性が高い人」でも紹介されています。
●肥満
●運動不足
●ストレス
です。
まず、肥満についてですが、ヒトの肥満度を表す指数(BMI=体重÷身長÷身長)で、その度合いを見ることができます。適正は22前後、25以上で肥満となります。
肥満が進行すると血液中のブドウ糖が増えてきます。
その理由は、細胞のインシュリン・レセプターの感度が鈍くなったり、その数が減少します。その結果、細胞にブドウ糖が吸収されずに血液中にあふれることになるのです。
また、肥満の人は食事の摂取量が過剰の為、ブドウ糖の過剰摂取となり、通常のインシュリンの量ではインシュリン不足になってしまい、血液中にブドウ糖があふれることにも繋がります。
つぎに、運動不足についてですが、糖尿病というのは、細胞(特に筋肉細胞)の中に、ブドウ糖が入っていかない病気です。つまり、「ブドウ糖の消費が少ないことにより糖尿病につながる」というわけです。
細胞の中には“グルコーストランスポーター4”という糖を運ぶ輸送体がありますが、これが運動不足を慢性的に起こしていると減ってきます。せっかく、血液血管を通って運ばれてきたブドウ糖が細胞の中に入れず、細胞の周辺にあふれてくるのです。
脈拍120くらいになるほどの少し負荷のかかる運動により、グルコーストランスポーター4を増やしていく(または、維持する)ことが必要です。
そして、ストレスです。
ストレスがかかると、アドレナリンなどの血糖値を上げるホルモンが分泌されます。一方、ランゲルハンス島β細胞では、血糖値を下げるようにインシュリンをつくる働きが抑制されるのです。
ストレスが続くと、血糖値の高い状態が続き、ハンゲルハンス島β細胞では血糖値を下げるように抑制を受けながら、同時にインシュリンの増産をして血糖値を下げるように働きます。
このことにより、β細胞は疲弊し、インシュリンの分泌機能に障害をきたしてしまうのです。その結果、糖尿病を発症するに至ることになります。
しかも、人によっては、ストレス解消の為に過食に走る場合があり、結果として、加速度的に糖尿病になってしまう危険性が高くなっていくのです。
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